■ 感情をケアする方法
あなたがこんなことをしなければ!
あなたがあんなことを言わなければ!
あなたがちゃんとしてくれていたなら!
自身の感情を静めるという問題を相手のアラ(問題)にすり替える人は少なくありません。そうやって怒りを爆発させていれば一時的でも自分の問題から目をそらせますからね。
しかし本当に問題が相手にあるのなら、なぜその相手に固執するのか?
怒りを表現できる環境や発散できる対象が欲しいからですね。
誰だって負の感情は持っていたくないし、ましてや自分由来では怒るワケにもまいりません。なぜなら、自分が可愛いから。
いいえ、そもそも問題が発生したからと言って怒る必要なんかありません。粛々と現状を回復して、やり直したらいいんです。上手くデキなかったコトがデキるようになるコトこそ癒やしに繋がりますから。
そうは言ってもミスや失敗の直後は動揺もしますし、悔しさや恥ずかしさなどさまざまな感情が湧いてきてココロを平静に保ってなんかいられなくなるもの。
そこで一度目を閉じ、ため息をつくようにいつもよりゆっくりとした呼吸を繰り返してココロの落ち着きをとり戻すようにします。そうして吐く息とともにネガティブな思考や感情をすべて吐き出し、頭の中を空っぽにします。自身を抱きしめ、やさしくさすってあげてもいいですね。
ここで「なぜ?」とか「どうして?」とかを考えるのも賢明ではありません。ごちゃごちゃな頭で考えても答えなど出ませんし、第一ソレらの疑問は未来を「絶対」とか「必ず」と決めつけてしまっているから。
ソレよりも「未来に絶対はない」「こういうことも起こり得るんだ」とその決めつけを手放して再チャレンジの環境やチャンスを整えている内に、結果として新たな手段や可能性を思いつきやすくなるものです。
そうしたら、きっともっとラクに幸せに生きられるようになるハズです。
《 女性専用・埼玉ふじみ野心理カウンセリングサロン 》
コメント(0)