■ 自分でやる恐怖
泣けば、許してもらえる!
怒れば、諦めてもらえる!
駄々をこねれば、ムリが通る!
環境に適応していくコトと自分を抑えるコトのバランスはカンタンではありません。ご存じの通り、抑圧一辺倒になるとその感情は二度と否定されないよう姿を隠し、成長を拒みます。
そんな人は、振る舞いがまるで子ども。
ほら、子ども時代に身に着けた自分をゴリ押しするテクニックを使いたがるでしょ?ソレがいつまでも通用するモノと信じて。
そうして言うことを何でもきいてくれて、自分を傷つけなさそうなやさしい人に力技でその役割を押しつけます。そうしたら問題も感情のケアも一石二鳥で解消する(と信じている)から!
いいえ、ソレでは目の前の問題はともかく、感情のケアはデキません。
だってケアしなければならない感情とは、ソレを自分でやる恐怖ですから。
冷たいコトを言うようですが、自身でソレをやらなければその恐怖は乗り越えられません。もっと言えば上手くデキなかったコトがデキるようになるコトこそが、その恐怖に対する癒しです。
もちろんデキる誰かに手伝ってもらっても構いませんが、子どもの代わりに親がいくら勉強しても、子どもの成績が伸びないのといっしょ。いつかは肚をくくって自身で解消していく必要があります。
どうか「絶対に上手くいかない!」「必ず失敗をする!」「怒られるに決まっている!」と未来を決めつけないでください。たとえ想定通りに上手くいかなかったとしても、粛々とその回復に努めたらいいんです。
なんならソレをせずにやりっ放しの無責任な姿勢(精神)を指摘されているのではないでしょうか?
それに気づけたら、きっともっとラクに幸せに生きられるようになるハズです。
《 女性専用・埼玉ふじみ野心理カウンセリングサロン 》
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