採用のプロセス

■ 採用のプロセス

従ってばかりはイヤ!
こうした方がもっといいと、私は思う
ソレ、私のアイデアなんだ!

職場でもお家でも、誰かといっしょにいるということは、他者と同じ場所や時間を共有しているということ。

本来はそれだけでもひとつ、自分ひとりではけして手に入れることができない安心感をもらっているのですが、それはすぐに「当然」に変わります。

すると現れるのが、支配欲ですね。
皮肉にも、みんなに受け入れてもらうことに苦労をした人に見られる傾向です。

苦労したのだから、公平に和を保ってみんなの居心地の良さを追求していけばいいのに、残念ながら「今度は私の番!」とばかりに強権を振るいたがります。

えぇ、自分の意見や考えを表現することは、けして間違いではありません。 けれどソレを聞いた相手が自ら賛同できなければ、ソレは採用されることはありません。

つまり、そのアイデアをみんなが共有するには、再考の余地があるということ。 それを絶対的な拒絶ととらえれば、自分も相手もそれ以上ソレを発展させることはありませんし、その結果としての採用も実行もあり得ません。

言ってみれば、自らその可能性を潰してしまうんですね。
それも「アノ人は頑固だ」とか「冷たい」とか「何も分かっちゃあいない」などと言って、アイデアをそれきりにしてしまいます。

もちろんその通りの人もいますけど、100%自分の意見や考えを採用して欲しければ、事前に「再考の余地」を潰すこと。

すなわちひとりよがりな幸せを追求するのではなく、みんながもっと幸せに感じ、もっと優しい時間をもっとリラックスして過ごせる場になるよう、視野を広げて何度でも練り直しましょう。

そうしたら、きっともっとラクに幸せに生きられるようになるハズです。

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