■ 万能な人
いいコト思いついちゃった!
自分って天才!
あとはよろしく!
「万能感」とは「自分は何でもデキる!」といった驕り。
わかりやすいのが・・・
あの人にデキるなら私だって!
やれば何でもデキる!
本気になればカンタン!
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と決意ひとつで資質や努力関係なしに「何者」かになれる!と信じて疑わない人。
確かに志は認めるところではありますが、いかんせん現実の自分との乖離が甚だしく、しかも上手くいかないのは周囲のせい!までがワンセット。
というのもソノ「何でも」には「他者を思い通りに動かす」も含まれているから。言ったら「神さま」にでもなったツモリなんですね。
だから当然他者は自身を崇め奉ってくれると信じているし、自分の言葉は絶対で、自身が窮地に陥ったならばなおさら!必ず飛んできてくれるハズだし、けして自己犠牲も厭わずに尽くしてくれるハズ!
自分以外の他者は自分にとって「都合のいい」存在で、ソレがデキないなら自分とともに居る資格がないし、その生死すら自分が握っているかのように振る舞います。
冷静に考えればわかるコト。
そんな自分にとって「都合のいい」人など頭の中にしか存在しないって。
そしてその勘違いを支えているかのように上手くいかせているのは、そんな周囲の人がその思いつきやアイデアを自発的に「ちゃんと」考えて、成果に結びつく行動を起こしているからって。
そのことから「神さま」であるハズの自分が、一番「愛」も「考え」も足りていない、ただの高慢ちきに過ぎません。
自分にとってはどんなに妙案でも、他者を犠牲にしたり、生命の危機にさらしたりする行為は許されるモノではありません。言うまでもありませんが、ソレが許されている人などいないんですね。
その意味でソレをすべきでない!と伝えるコトはけしておかしなコトでも、ましてや罪悪感を抱くコトでもありません。
それに気づけたら、きっともっとラクに幸せに生きられるようになるハズです。
《 女性専用・埼玉ふじみ野心理カウンセリングサロン 》

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