■ これが本当の「毒抜き」だ
今日は、問題のすり替えに気づいてスッキリ!Mさまのご感想から、隠れた利益についてお話しします。
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長い間苦しんでいた母とのことに、変化の連続で驚いています。
と同時に母に問題がなくなると困る私の存在に気付いてしまいました。
母が問題なのではなく、母を問題にしていたのは私でした。
そうしたら自分の問題と向き合わなくても済むから。
ずっと自分を親の犠牲者と思い込んでいましたが、やたら親にけんか腰だったり、親以外の人に対しても親にそっくりな態度をとっていたりしていたことに気付けました。
親元を離れても何も変わらず、親の毒とは何てしつこいのだろうと途方に暮れていましたので、これが本当の「毒抜き」だと思いました。
不思議ですけど今は自分の問題と向き合いたい気持ちでいっぱいです。
ここまで怒るでもなく、また呆れるでもなく真剣に私と向き合ってくれて本当にありがとうございます。
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Mさま、ステキな感想をありがとうございます。
またみなさまとシェアすることを快くご承諾くださり、本当にありがとうございます。
イヤなことをイヤ!と言えないアダルトチルドレンは少なくありません。
イヤだ!というのも立派な自分の意見なのに、ソレを他でもない自分が認めてあげないんですね。
すると生まれてくるのが「怒り」という感情。
しかしソレは、イヤなことをヤレ!と命令してくる人に対しての怒りではありません。
イヤなことをイヤ!と言えない自分自身に対する怒りです。
だからその怒りを静めるには、イヤ!と自分に素直になるしかありません。
だから他人に向けて発散しても、罪悪感が残るだけ。
そしてそんな自分を周囲が冷めた目で見るのは、そうやって怒りの矛先を勘違いしているからです。
自分のしていることに迷いや憂いがあるのならば、実は自分の利益のためにしていることしばしば。「しなくて済む」は、人生を諦めている人にとってこの上ない「利益」です。
ココロを育ててもっと生きやすく!
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