■ 【FAQ】病院とは何が違うの?
今日はよくいただきますお問い合せから、病院とは何が違うの?についてお話しします。
ご存じの通り、健康保険は医師による診療および薬物治療行為に対し適用されます。心理カウンセリング療法も「認知(行動)療法」に限っては、うつ病などの気分障害、強迫性障害、社交不安障害、パニック障害、心的外傷後ストレス障害(PTSD)、神経性過食症の患者さまに対し、習熟した医師および看護師が他の治療と並行せずにソレのみ行えば適用されます。
昨今は薬物療法の効果を乏しく感じる方や抵抗のある方、もっと話を聞いてほしいという方などの増加に伴い、心理カウンセリング療法を行う医師も増えているものの、上記の症状のように身体感覚や生理的な機能に影響の出てしまっている場合、「認知(考え方やとらえ方)」の治療(助言・指導)だけでは厳しいケースがほとんどです。
つまり精神・神経系や関連する器官の治療も並行して行うこととなるんですね。すると健康保険の適用範囲外となり、保険外診療(自由診療)とならざるを得ないケースがままあり、広く普及されない一因となっているのが実情のようです。
さて、当方は民間の心理カウンセラーですので、当方の行います心理カウンセリングはそもそも健康保険の適用範囲外です。また休職や福祉制度の利用などに必要な診断書を発行することもデキません。
ソレを発行してくれるのは精神科や心療内科などの医師(医療機関)ですね。それから医師(医療機関)だからこそ脳波検査やその他の医学的検査、そしてその結果に基づく適切な治療・薬の処方もしてもらうことがデキます。
ただそうなると先にも書きました通り、患者さまの訴えをあれこれ聞いてくれるのは初診時くらいで、以降は医師による診察が中心となり、患者さまが期待するいわゆる「心理カウンセリング」行為をしてもらえないのが一般的です。
しかしながらこちらも繰り返しになりますが、医療機関によっては別途「心理カウンセリング」として予約デキたり、専門の心理カウンセラーが在籍したりしているところもありますので、個別に問い合わせてみてください。
保険外診療(自由診療)となりますと診察料は病院ごとにかわりますが、だいたい1時間10,000円前後でしょうか?健康保険の適用が生命保険等への影響が出る場合もございますから、ご自身の状態や環境によく照らし合わせて選びましょう。
心ゆくまでお話しください。
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