■ 勝ちたい理由
そんなのおかしい!
私は間違ってなんかいない!
徹底抗戦あるのみ!
当然と言えば当然の話。
自分の主張が間違っている!と思っている人はいません。
もちろん正しくないけれど、自分の利益になるからと強く主張をする人もいます。その意味でそんな人の主張する正しさは正義。自分だけでなく他者にとっても正しい!という思いこみ(主義)です。
なので、そうは思わない!という相反する思い込み(主義)の人がいるのはけしておかしなコトではありません。なんですが自分の思いこみ(主義)こそ「真理(万人の正しさ)」と信じて疑いません。
するとどうなるか?
そうは思わない!という人を徹底的に攻撃し、その存在を否定します。
そりゃそうだ。
「真理(万人の正しさ)」がいくつもあったら、何を信じたらいいのかわからなくなりますから。
そうして中身ではなく、勝者こそが正しい(真理)!とすり替わっていきます。誰だって自分の思い通りだと嬉しいし、何よりも面倒くさくない!
ほら、職場などの朝令暮改ってうんざりでしょ?
ただでさえ他者に指示された通りにやるのは嫌気が指すのに、ソレがコロコロと変わり、そのたびに修正や変更を余儀なくされたら、どんなにデキル人だって混乱します。
だから「慣れたやり方の方がスムースだから!」「みんなにとってやりやすいやり方は旧来の方法です!」みたいな意見が飛び出すワケで。
言っても大概はいずれを選んでも大差なく、正しさよりも変わらないコトを優先しているに過ぎませんけどね。
ソレが証拠に周囲の仲間たちが次々と新しいやり方に慣れ、味方が多勢から無勢に変わるころには大義もなくなって、主張する元気も失われていきます。
気持ちはわからなくはありませんが、頭から否定するのではなく一度相手の言い分を検証し、お互いの意見や要望が実現され得る折衷案を早めに出せるようになるといいですね。
そうしたら、きっともっとラクに幸せに生きられるようになるハズです。
《 女性専用・埼玉ふじみ野心理カウンセリングサロン 》
コメント(0)