■ 自己否定と反省
コレがいい!
コレしかない!
コレ以外ムリ!
反省=自己否定と考えている人は少なくありません。
確かに自己否定には自身の欲望や判断そのものを否定して慎重になり過ぎたり、逆に自己犠牲的な行動に終始したりする傾向も含まれます。
しかしたとえば夕飯の時間だと母親に声をかけられても「イヤだ!まだ遊ぶ!」と駄々をこねる子ども。ともすると自分の欲望に素直で自己肯定感が高い主張のように聞こえなくもありませんが、言うほどのキモチがあるかと言えばそうでもありません。
同様にスーパーの通路で「買って、買って!」と泣きわめく子ども。
そのままそうしていれば手に入ると信じてその場に居座ろうとしますが、手に入れたところで大概はソレを大切に扱いません。
これらのコトは快/不快に左右されやすい子どもならではの現象と言えなくもないですが、ソノ影響を適切に思い描けずに現状維持に執着している大人もいっしょ。
ソレが証拠に聞こえの良さ気な代替案が提示されると、正にソレが自分の考え!とばかりに飛びつきます。けれど本来の意欲や当事者意識(責任)が伴わないモノに対して、期待する成果がついて来ないのはご存じの通りです。
みんなの優しさにつけこんで、自分ひとりくらいいいだろう・・・
前回は自分が我慢したのだから、今度は自分がワガママを言う番だろう・・・
感情をコントロールせずに一方的に助けを乞い、すべてを他人任せにしたっていいだろう・・・
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今とる行動に周囲の許し云々なんか本来は関係なく、そうした自己中心的で極端な欲望や感情を自制するだけで、未来もソレを支える対人関係も育まれていくものです。
それに気づけたら、きっともっとラクに幸せに生きられるようになるハズです。
《 女性専用・埼玉ふじみ野心理カウンセリングサロン 》

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