■ 応えない心理
やりたくないんだよな・・・
苦手なんだよな・・・
でもやらないとは言えないんだよな・・・
お願いされたらやる!
残念ながらソレはお願いする側の道理です。
お願いされた側は、ソレがデキるくらいなら言われなくてもやっている!
つまりやる気なんかさらさらありません。
しかし「NO」とは流石に言えないから、便宜上「はい」ととりあえず返事しているだけに過ぎません。だから「いつ?」と聞かれたら「今は忙しい」などと誤魔化します。
そうして自分を大変そうに見せては「仕方ない」と諦めてもらえるのを待ちます。コレは仕事の話ばかりではありません。人づきあいにおいてもしばしば起こり得る心理的行動(防衛)のひとつです。
ほら、断るのが苦手で対象そのものを避けようとする人がいるでしょ?
顔を合せなければ何かをお願いされたり誘われたりすることもありませんからね。
そうして言うことには「別にキライなワケじゃあないんだ。アノ人のあぁいうところが無かったらなぁ」。つまり問題は相手にあり、自分は「自分を守るためにそうせざるを得なかった」というワケです。
もちろんソレで解決ならソレに越したことはなく、ムリして関係改善に努めなくても構いません。けれどそんな人は「NO」だけでなく、日ごろから表面的な話しかせずに自身を表現し切れていなことが少なくありません。
とりわけて「負の自分」です。
たとえば自分はけして真っ当な理由なく「面倒くさい」を理由に断ることもあるヒドイ人間だ。
確かにそんな態度は褒められたことではありませんが、ソレは誰にでもあると言ったらあるココロの弱さ・未熟さ。他者に対する「いい顔」が巡り巡って自分をも苦しみに縛りつける例のひとつです。
それに気付けたら、きっともっとラクに幸せに生きられるようになるハズです。
《 女性専用・埼玉ふじみ野心理カウンセリングサロン 》
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