■ 潜在する力
こんなコトいいな♪
デキたらいいな♪
あんな夢、こんな夢いっぱいあるけど・・・
潜在能力なんていうと、期待に胸を膨らませる人も少なくありません。
自分が気づいていないだけで、活かしきれていない「能力」のコトですから、気持ちはわからなくもないんですけどね。
ただ「潜在」ですからね。
無いモノは無い。
ほら、火事場の馬鹿力。
発現するきっかけが火事場(逼迫した状況)なだけで、もともと自分に有る「能力」に過ぎません。
興奮している一瞬だから出せる最大能力で、日ごろはソコまでの必要もありませんし、つねにソレを発揮するのもしんどいですから、平均的な「能力」の範囲内で生活しているワケです。
従って無いものねだりでどんなに厳しい修行や努力を重ねても、必ずしも発現するとは限りませんし、逆に有るとはいえソレが他者の役に立つレベルに達していなければ磨きをかけたり、使い方を学んだりする必要が出てきます。
その中には本当に今、ソノ人のために使うかどうか?を適切に判断するコトも含まれます。残念ながらソレを自己都合で利用する人もいて、確かにソノ人の役に立ったとしても、肝心の自分はボロボロ・・・なんてコトが往々にしてあるからです。
たとえば「居てくれるだけでいい」と言う人がいますが、大概そんな人は対象の「やさしさ」という「能力」に甘えているだけ。
ソレがあまりに自然で要求せずとも的確なモノだから、本当のところは「居てくれるだけでいい」ワケではなく、ソレが自分のために発揮されないと・・・
冷たい!
あなたは変わってしまった!
いっしょに居る意味(価値)がもうない!
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とかなんとか言って容赦なく切り捨てます。
その意味で自覚があろうと無かろうと、置かれた状況や立場などに応じて自身の持てる「能力」を使い分けるコト。なんだったらその「能力」にふさわしい環境や関係性を自ら選びとるコトは大切です。
ココでは無能で無力な人も、ソレだけで有能で優秀な存在になれるケースはいくらでもあるものです。もちろんそのままでは通用しない場合もありますが、ソレを補完してくれる環境や関係性の中で育んでいく手もあります。
ソレこそ人がひとりで完結して生きるなど不可能です。
一方的に奪うのではなく、互いに得意なコトを持ち寄って助け合いながら、互いの可能性を広げていける環境や関係性を選んでいけたらいいですね。
そうしたら、きっともっとラクに幸せに生きられるようになるハズです。
《 女性専用・埼玉ふじみ野心理カウンセリングサロン 》
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