■ 不適応の解消法
あなたがこんなことをしなければ!
あなたがあんなことを言わなければ!
あなたが言うことを聞いてくれたなら!
環境に適応していくコトと自分を抑えるコトのバランスはカンタンではありません。しかし抑圧一辺倒になるとその感情は二度と触れられないよう姿を隠し、成長を拒みます。そんな人は、振る舞いがまるで子ども。
泣けば、許してもらえる!
怒れば、諦めてもらえる!
駄々をこねれば、ムリが通る!
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ほら、子ども時代に身に着けた自分をゴリ押しするテクニックを使いたがるでしょ?ソレがいつまでも通用するモノと信じて。
抑圧もいっしょ。
二度とあんな思いはしたくない!と、言うことを何でもきいてくれて、自分を傷つけなさそうなやさしい人に、怒りの力を借りてその役割を押しつけます。
そうしたら問題も感情のケアも一石二鳥で解消するから!
いいえ、ソレでは何も解消しません。
そもそも問題が発生したからと言って、怒る必要なんかありません。
そんなときは粛々と現状を把握して、その回復に努めたらいいんです。
上手くデキなかったコトがデキるようになるコトこそ、癒しに繋がりますから。
冷たいコトを言うようですが、ここで「なぜ?」とか「どうして?」とかを考えるのも賢明ではありません。怒りに満ちた頭で考えても答えなど出ませんし、第一ソレらの疑問は未来を「絶対」とか「必ず」と決めつけてしまっているから。
だとしたら「未来に絶対はない」「こういうことも起こり得るんだ」とその決めつけを手放し、再チャレンジの環境やチャンスを整えていくと、結果として新たな手段や可能性を思いつきやすくなるものです。
それに気づけたら、きっともっとラクに幸せに生きられるようになるハズです。
《 女性専用・埼玉ふじみ野心理カウンセリングサロン 》
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