他責の心理

■ 他責の心理

ウソつき!
信じた私がバカだった!
あなたの言うコトなんか聞くんじゃあなかった!

誰かに相談したとき、その言葉を「絶対に正しい」と信じて疑わない人は少なくありません。もちろん相手だって間違ったコトを伝えるツモリもないし、だからこそ否定や疑問をぶつけられたら一時的に肚も立ちます。

とは言え、隷属的になる必要もありません。
自分なりにその言葉の意味を考えたって構わないんです。

だって、ソレはあくまでも「助言」だから。
ソレを採用するか否か?実行するか否か?は、自分で判断して決めるんです。

なんですがどうしてもその言葉通りに実行した場合、自分の判断=責任が無いかのように勘違いしがちで、ゆえに「自分の思った通りにならなかった」場合に相談相手を責める人も少なからずいます。

誤解を怖れずに言えば、ソレこそが自分の人生に対する無責任な在り方。
きっかけは「助言」かもしれませんが、その前に多かれ少なかれ自主的な「ヤル気」があったハズです。

頭の中ではソレをするのが一番で、唯一の方法だった。
なので我慢したくなかった。止められてもやりたかった。

だとしたらソレは素直でも従順でもなく、その後どんな気分に陥ろうと本人の責任です。

それに気づけたら、きっともっとラクに幸せに生きられるようになるハズです。

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