■ デキる人、デキた人
私、デキるでしょ?
スゴイでしょ?
尊敬しちゃうでしょ?
ご存じの通り「デキる人」と「デキた人」は似て非なるもの。
「デキる人」は知識やスキルを身につければ誰でもカンタンになるコトが可能ですが、「デキた人」はその上で利他的な行動がとれる人間性に秀でた人。
人助けに奔走する人は一見「デキた人」のように見えて、ただの「デキる人」である場合が少なくありません。確かにとっさにその場に合った力を発揮デキるコト自体は素晴らしいコトですが、ソレは誰のためでしょう?
むろん称讃や見返りを求めるコトが悪いワケでもなく、自己の成長や評価、満足などの目的達成のためでも構いません。褒められるかどうか?外部からの評価に関係なく、自分の行動や成果を客観的かつ長期的に自己評価「デキる」か否か?
厳しい話、ソレが内的動機であり、他者であれ自分であれ「期待(褒めて伸ばす)」というコントロール(支配)から自立した人。
「自立」というと何が何でも自分ひとりの力で生きていくコト!と勘違いしている人もいますが、自分ですべきコトは自分で行い、ソレ以外は他者と対等に協力し、お互いさまで力を貸し合って生きる姿勢のコト。
他者に頼るコトを禁止してしまうと、ひとりで何でもかんでも背負い込んだり、キツい努力や修行をしたりするコトに人生の価値や喜びを見出してしまいかねませんしね。
また他者にも同じコトを要求し、他者から助けを求められるコトを必要以上に重く感じたり、警戒したりして厳しく当たってしまったりするのも、そんな人。
ソレを踏まえると、依存心やその衝動を整えて「ほどほど」に自立心を養っていくコトが大切ですね。
そうしたら、きっともっとラクに幸せに生きられるようになるハズです。
《 女性専用・埼玉ふじみ野心理カウンセリングサロン 》
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