「わからない」の使い方

■ 「わからない」の使い方

私バカだから・・・
ソレでどうしたらいいの?
わからないからやらない!

「わからない」と素直に言えない人にとっては、ソレが言える人は羨ましい。だって、今の自分に必要な援助やサポートが受けられるから。

しかし「わからない」ほど便利な言葉はなく、本当に「わからない」以外にも自分の意見を言いたくないときやプライド(自身の優位性)を守るとき、ソレをやりたくなくて拒絶したいときなどにも使えてしまうんですね。

もっともソレで・・・

じゃあ仕方ないね!
あなたはソレでいいよ!
何もしなくていいよ!



とならないのは体験が示す通り。
というのもソレを発するときは大概ソレをする/言う必要があるときだから。

もっと言うと「ソレをしたくない/言いたくない」という自分の気持ちに賛同を求めているときであり、肩代わりしてくれるやさしい誰かを探しているときです。

残念ながらソレは「わからない」状態ではありませんし、そのひと言で済ませられる正当な理由にもなり得ません。

その意味で「わからない」という言葉を選択するときは、何がどう「わからない」のか?そこまで具体的に説明デキるとき。ソレを「わかろうとする姿勢」を示すことが大切です。

それに気づけたら、きっともっとラクに幸せに生きられるようになるハズです。

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