■ 返さない心理
メールを返さない
挨拶を返さない
お金を返さない
借りたものは返す!
残念ながらコレは貸す側の道理です。
借りる側は、それがデキるくらいなら借りちゃあいない!
つまり返す気なんかさらさらありません。
なんだったら「クレ!」とは流石に言えないから、便宜上「貸して!」と言っているに過ぎません。なので借りたものは自分のもの。返したら、自分の所有物が減る=損をする!と勘違いしています。
だから催促されようものなら、何としてでも返さないで済む口実を並べ始めます。 そうして自分を可哀想に見せては「仕方ない」と、諦めてもらえるのを待っています。
これはお金の話ばかりではありません。
自分の時間が減る!と思えば、他者との関わりを断つことも厭いません。
もちろん自分が悪いなんて微塵も思っちゃあいません。
自分を守るためなら、平気で相手を悪者に仕立て上げます。
むしろそうしなければ、償うことのデキない自分を責めることとなり、その無力感からくる絶望感から必死に逃げている次第。
誰にでもあると言ったらあるココロの弱さ・未熟さなんですけどね。
しかしこの「償う」こと抜きに、人としての成長はおろか、思いやりも感謝の気持ちも獲得デキず、ココロの奥底に巣喰う鬱々とした気持ち、すなわち絶望感から自分を救い出すことはかないません。
それに気付けたら、きっともっとラクに幸せに生きられるようになるハズです。
《 女性専用・埼玉ふじみ野心理カウンセリングサロン 》
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