■ いっしょにいる価値
ダメだな・・・
バカだな・・・
どうしようもないな・・・
ムリをヤメられない人に頑張るコトや苦しむコト、もがくコトに価値があると思い込んでいる人は少なくありません。そうしてダメな理由や原因を見出してはソレを克服しようと必死になります。
もちろんそうした努力が間違っているワケでもないのだけれど、ソコで終わってしまうコトしばしば。だって自分に価値を感じられるのは、そうやってムリして頑張っているときだから。
言ったら存在を認めてほしくてワザと叱られたり、嫌われたりするようなコトをする子といっしょ。どんな言葉でも居ないも同然に扱われるよりはずっといい!
いいえ、そんなコトをしてもしなくても変わらないのが存在価値。
ソコに居続けるためにムリ=自分の持てる力以上のコトを強いる/強いられるなら、そもそもソコはあなたの居場所ではありません。
あまり良い例えではありませんが、大切な誰かと別れを余儀なくされたとき「居てくれるだけでいい」と思ったコトがありませんか?ソレがその人の「存在価値」です。
そうは言っても居たら居たで、アレもコレもと期待してしまうのが人情。
ただ大概が苦もなくさらっと当たり前のように、なんなら要求する前に自然とやってのけてくれているモノ。
その意味では「居てくれるだけ(存在価値)」なんてコトはそうそうなく、その多くは相手の「社会的価値(他者貢献)」を我が物顔にしていた権利を喪失して嘆いているに過ぎませんけどね。
いずれにせよ、対人関係の基本は価値交換。
どちらかが一方的に搾取したり消耗したりするのではなく、お互いがお互いのためにココロからソレをしてあげたい!と自然と思えるコトをし合える関係に「いっしょにいる価値」を感じたいものですね。
そうしたら、きっともっとラクに幸せに生きられるようになるハズです。
《 女性専用・埼玉ふじみ野心理カウンセリングサロン 》
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